彩り鮮やかに、旨みもぐんとアップ!
魚介がええ仕事する料理っていろいろあるんやね~!
まいどおおきに。
大阪の中央卸売市場で仲卸をやってる高浜康子です。
早いもんで、もう2月。
あとひと月もすればひな祭りですよ!
女の子のいるご家庭ではそろそろひな人形を飾ったり、当日のメニューを考えたりし始める頃やないですか?
ひな祭りのメニューと言えば、ちらし寿司とハマグリのお吸い物が定番。
どちらも海鮮が欠かせない料理ですよね。
ひな祭りにちらし寿司を食べるようになったのは大正時代以降なんやって。
見た目の華やかさが、女の子の成長を願うのにピッタリということで広まったそうです。
イクラやマグロの赤、エビやサーモンのピンク、ホタテの貝柱やイカの白など、ウキウキするような明るい色で盛り付けしたお寿司は食欲をそそりますよね。
高浜商店でも、ちょっとリッチに美味しく、楽しく食べてもらいたな〜と思って、マグロの三種セットの取り扱いを始めました。
以前にも取り扱ってて人気商品やってんけど、値段の高騰でちょっと無理かな〜と思ってあきらめたんですが、また良いマグロが出てきたんで、取り扱いを再開しました。
前回よりも、「漬けマグロ」が入ってないけど、人気の「まぐろのたたき」が大盛り(500g入り)で満足していただけると思います!
これからのお祝いごとやパーティーメニューにぜひ活用してね。
ということで、今回は魚介を使ったおめでたいメニューを取りあげてみました!
あわせて日本全国で人気のある「海鮮丼」についても調べてみました。
お祝いごとにピッタリのちらし寿司をはじめ、魚介の彩りや味わいが魅力をぐんと高めてくれる料理について色々調べてみました。ちょっと読んでみたって~。

※写真は、「贅沢三種盛り!マグロ味比べセット」でつくったマグロ三種丼
【目次】
・ご当地名産を活かした海鮮丼!
・<高浜商店の美味しい魚>贅沢三種盛り!マグロ味比べセット
・その他、魚介が魅力を高める料理あれこれ
似てるようで違う?!ちらし寿司とばら寿司の違いとは?
「ちらし寿司」に似たものに「ばら寿司」とか「五目寿司」とかもありますよね。
あれってどう違うんか一緒なんか、ちょっと気になってきたんで、色々調べてみました。
ちらし寿司の歴史について、江戸時代前期の1713年に編まれた図説百科事典「和漢三才図会」に記されてて、詳しい解説が1958年出版の「飲食事典」という本に記載されてるそうです。
それによると、ちらし寿司は、すし種を薄く切ってすし飯の上に並べた押し寿司の一種「こけらずし」が進化したもの。
色々な具材が酢飯と一緒に混ぜ合わせられ、食べる時に箸で“起こす”ことから「起こしずし」、箸ですくうようにして食べることから「すくいずし」とも呼ばれていたんやって。
さらに、それを皿に盛ると“ばらばら”になることから「ばらずし」とも呼ばれたんやそう。
また、様々な具材の様子が骨董品の店先に似ていることから「骨董鮨」とかいて「ごもくずし」と読んだという話もあるんやそうです。
「五目寿司」は、酢飯に混ぜる具材を「目(もく)」と呼んだことが由来とも言われてます。
岡山の郷土料理としても有名な「ばら寿司」の由来として伝わってる説があります。
江戸時代の備前岡山藩主・池田光政が、質素倹約を奨励するため、汁物以外に副食を一品に制限する「一汁一菜令」を出しました。
庶民が考えたのは、器の底にたくさんの具材を敷き、それを覆い隠すように酢飯を乗せ、食べる直前にひっくり返して華やかな食卓にしたというもの。
質素な暮らしの中でも食事を楽しみたい庶民の知恵が生んだ料理なんですね。
【ちらし寿司】
酢飯の上に具材を散らしたもの。
西日本では、小さく切った高野豆腐やカンピョウ、エビなどを混ぜ込んだ酢飯の上に錦糸卵や海苔を散らしたものを指すことが多い。
東日本では、白い酢飯の上に生魚など握り寿司に使われるネタを並べたもので、江戸時代にできたと考えられており、「江戸前ちらし」とも呼ばれる。

<写真>PhotoAC「ちらし寿司」より
【ばら寿司】
酢飯に細かく切った具材を混ぜ合わせてつくる。
具材をばらばらに混ぜることが名前の由来とも言われている。
具材はエビや魚などの魚介をはじめ、シイタケ、高野豆腐、卵など様々。

<写真>PhotoAC「岡山名物 郷土料理 ばら寿司」より
【五目寿司】
酢飯に、干しシイタケやカンピョウを醤油ベースで煮しめたもの、ニンジン、酢レンコン、タケノコ、ちくわやかまぼこ、甘く煮しめた油揚げなどの具材を混ぜ込んだもの。
仕上げとして上に海鮮などを乗せたものは「五目ちらし」と呼ばれることもある。

<写真>PhotoAC「おばあちゃんの手作り五目ずし」より
【ばらちらし】
ばら寿司のように細かく切った具材を、ちらし寿司のように酢飯の上に飾り付ける。
魚介やキュウリなど複数の細かい具材を散らすため、宝石を散りばめたような美しい仕上がりになる。
【ふきよせ寿司】
すし飯の上にゆでたエビ、酢で締めた魚、錦糸卵、シイタケ、ニンジンなど様々な具を彩りよく盛りつける。木の葉が風でひとところに吹き寄せられる様子に見立て、栗やギンナンを入れ、ニンジンをイチョウやモミジの葉の型に抜くなど、秋の料理とされることが多い。
<参考サイト>
・「ちらし寿司」以外に「ばら寿司」も ひな祭りで食べるのはどっち?
・ちらし寿司とは?
・日本人に愛されるちらし寿司とは?由来からレシピまで紹介!
・ばら寿司とちらし寿司の違いを知っていますか?
・ちらし寿司と五目寿司の違い!ばら寿司の場合は?
・素朴なものから豪華なものまで種類は様々!「五目寿司」とは?
ちらし寿司、ばら寿司にピッタリな小分けタイプのいくらです。

<高浜商店の商品紹介>
北海道産 ササヤのいくら丼ぶり 80g×6個入
地域性が出てる!混ぜる!乗せる!何を入れる?
ちらし寿司には地域性があって、西日本では酢飯の中に具を混ぜ込むスタイル、東日本では上に乗せるスタイルが多いそうです。また、もともとは家庭料理やったことから、例えば魚が豊富に獲れる沿岸地域では生魚をふんだんに使ったり、山間の村ではありあわせの野菜や豆を煮付けてすし飯に混ぜ込んだりと、地域によって具材に違いがあったそうですよ。どんなものがあるか、調べてみました。
【紅花寿司】(山形県)
最上川流域で染料にする紅花を栽培していた人たちが考案したとされる。
ゆでてしぼった紅花とクルミ、三つ葉を酢飯と混ぜたもので、紅花の咲く夏の時期につくられる。
【静岡ちらし】(静岡県)
「静岡県すし組合」が開発した新しいご当地グルメ。
マグロ、桜エビ、酢〆、お茶、ワサビ(ワサビ漬け等を含む)など、県内の名産食材をふんだんに盛り込んでいる。
【手こね寿司】(三重県伊勢志摩地方)
酢飯にカツオやマグロなどの赤身と醤油などでつくったたれを混ぜたもの。
漁師が獲れた魚を船上でさばき、手で酢飯と混ぜ合わせたことに由来する。

<写真>PhotoAC「まぐろの手こね寿司」より
【かきまぜ】(三重県東紀州地域)
冠婚葬祭などハレの日に食される、いわゆる五目寿司。
「おまぜ」「かきまぜずし」などとも呼ばれる。
祝いの時にはマグロやサンマを使う。
春は山菜、夏にはトイモ(蓮イモのずいき)など、四季により具材も変わる。
【丹後ばら寿司】(京都府丹後地方)
サバを甘辛く煮てほぐした「サバのおぼろ」を具材に加え、具材を混ぜ込むのではなく、「まつぶた」という木箱に酢飯とサバのおぼろを順番に重ねて四角形にし、仕上げに具材を飾るという郷土料理。
現在でも、祭りや結婚式など祝いの席や、季節の行事などで定番の料理となっている。

<写真>PhotoAC「京丹後ばら寿司」より
【蒸し寿司(ぬくずし)】(大阪府、京都府)
おもに大阪や京都で冬によく食されていた料理。
ちらし寿司を丼に盛り付け、せいろで温める。
温めることで酢の酸味がまろやかになってマイルドな口当たりになり、すし飯もふっくらする。
具材は穴子やエビなど、熱を加えても変質しないネタが一般的。
錦糸卵や五目などを散らし、華やかに盛り付ける。

<写真>PhotoAC「蒸し寿司」より
【かきまぶり】(和歌山県那珂地方)
県下の穀倉地帯として発展してきた地域の料理。
高野豆腐や干しシイタケ、ゴボウなど、乾物や季節の野菜などを入れてすし飯と混ぜ、錦糸卵や紅しょうがで華やかに彩る。
シラスや梅干しを入れたり、柑橘類をすし酢として使ったり、合わせ酢にちりめんじゃこを入れたりする地域もある。
「まぶり」は「かき混ぜる」という意味の方言で、「かき混ぜ」と混ざって「かきまぶり」になった。
【すもじ】(島根県東部地域)
特産の焼きサバを酢飯に散らしたちらし寿司。
サバだけでなく、ニンジン、干しシイタケ、タケノコ、カンピョウなどを出汁で煮て甘辛く仕上げた具を一緒に混ぜることが多い。
錦糸卵や刻み海苔を散らして、彩りを加える。
「すもじ」はかつての宮中の女房言葉でちらし寿司のこと。
【黒豆入りちらしずし】(岡山県北東部)
全国有数の黒豆の産地である勝英地域では、炒った黒豆を米に加えて炊き上げ酢飯にしてちらし寿司をつくる。
【岡山ばらずし】(岡山県備前地方)
他の地域よりも具材が大きく、種類も多く使われており、具材を混ぜ合わせた酢飯の上に、酢飯が見えないほどこんもりと具材を盛り付け、豪華でボリューミーに仕上げる。
「備前ばらずし」「まつりずし」とも呼ばれ、お祭りや行事などハレの日に欠かせない料理。
春はサワラ、フキ、タケノコ、秋はマツタケなど、季節により入れる具材は様々。
「ばら寿司」のルーツと言われている「どどめせ」という備前地方の郷土料理は、「どぶろく飯」がなまったもので、炊き込みご飯に酢酸発酵の進んだどぶろくを加えたのが始まりと言われている。
【ばらずし】(香川県中讃地域)
宇多津町では、甘い味付けが特徴。
江戸時代、高松藩の港であったことから、砂糖を入手しやすかった。
また江戸時代から昭和40年代まで全国有数の塩の生産地であり、体力が必要とされる塩づくりの人々に好まれる甘い味付けが広まったと考えられる。
【金時豆入りばら寿司】(徳島県)
醤油や砂糖で甘めに煮た金時豆を具材として酢飯に混ぜる。
もともと米の育ちにくい土壌で、米の代わりに様々な具材をたっぷり加えて量を増やそうと考えたことが始まりとされている。
「まぜくり」「五目ずし」「かきまぜ」「おすもじ」とも呼ばれる。
【みかん寿司】(愛媛県)
特産のミカンの果汁を米酢の代わりに使う。
魚やシイタケ、ニンジン、レンコンの他、ミカンの皮も具材に使う。
【松山鮓】(愛媛県松山地域)
アナゴをはじめ瀬戸内海の魚をふんだんに使う。
エソやトラハゼなど瀬戸の小魚でとった出汁と甘めの酢で酢飯をつくり、刻んだアナゴや季節の野菜をまぜ込み、上に錦糸卵や魚介をきれいに飾り付ける。
【ぶえん寿司】(熊本県天草地方)
酢飯に、酢でしめた魚と、ニンジン、ゴボウなどを混ぜたもの。
この地方で豊富に獲れるコノシロや、タイ、スズキなどが使われる。
塩をきかせなくても食べられるほど新鮮な魚を使うという意味で「無塩」(ぶえん)と呼ばれる。
【酒寿司】(鹿児島県)
酒をまぶしたご飯に、海や山の幸、季節の食材を散らし、軽く重しを乗せて半日ほど寝かせて発酵させる。
具だくさんの押し寿司のような料理。
【さつますもじ】(鹿児島県)
酢飯に地酒を振りかけて混ぜるのが特徴。
「酒寿司」が豪華な料理として主に殿様や上流武士が食していたのに対し、「さつますもじ」は高級な材料は使わず、身近な季節の食材を使う庶民の寿司として親しまれてきた。祝いの席で食べる料理のため、10種類前後の食材を使い色鮮やかに仕上げる。
<参考サイト>
・ちらし寿司の歴史・由来とは?地域による違いも解説
・【ひな祭りの定番料理】全国各地の名物ちらし寿司を知りたい!
・三重県 かきまぜ
・京都府 ばらずし
・関西の寿司文化「蒸し寿司」を知っていますか?
・和歌山県 かきまぶり
・岡山県 まつりずし/ばらずし
・岡山県瀬戸内市のローカル地元グルメ「どどめせ」とは?
・ 岡山県 黒豆入りちらしずしhttps://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/41_24_okayama.html
・島根県 すもじ
・徳島県 金時豆入りばら寿司(きんときまめいりばらずし)
・香川県 ばらずし
・愛媛県 松山鮓(まつやまずし)
・鹿児島県 酒ずし
・鹿児島県 さつますもじ
ちらし寿司などに使いやすい刻みうなぎはいかがですか。

<高浜商店の商品紹介>
国産 刻みうなぎ80g入5パックセット
ご当地名産を活かした海鮮丼!
東日本のちらし寿司は白い酢飯に具材を乗せるスタイル、っていう話ですが、白ご飯に具材を乗せると「海鮮丼」になりますよね。
マグロやサーモン、タイ、カツオ、ブリ、イカ、ウニ、イクラなど、カラフルな海の幸が満載の海鮮丼はもちろん、調べてみたら全国各地で特産物を活かした海鮮の丼ものがたくさんあるみたいです。
これおもろい!美味しそう!食べてみたい!と思ったものを独断でいくつか紹介しますね。
新鮮な海産物が手に入ったら、真似してみたいものばっかり!
【ウニ・イクラ丼】(北海道)
北海道を代表する海産物であるウニとイクラをふんだんに乗せる。
濃厚なバフンウニとあっさりしたムラサキウニ、イクラの塩漬けと醤油漬けなど、バリエーション豊富。

<写真>PhotoAC「ウニとイクラの海鮮丼 大盛り!」より
【しべつ鮭三代漬け丼】(北海道)
知床・標津で獲れた新鮮なサケとイクラをたれに漬け込んだものをご飯に乗せ、サケ節を添えた、サケの宝庫ならではの丼。
味のアクセントにホタテの漬けも加える。
【別海ジャンボホタテ三色丼】(北海道)
ジャンボホタテの漬け・フライ・バター焼きを乗せたご当地丼。
【八戸ばくだん】(青森県)
青森県沿岸部で獲れたイカに、田子町名産のニンニクがほんのりきいた醤油たれと卵黄を絡ませてご飯に乗せる。食べる際にかき混ぜた様子が、爆弾が落ちた後のように見えることが名前の由来。
【八戸銀サバトロづけ丼】(青森県)
八戸沖で獲れる「八戸前沖サバ」の中でも550g以上の大型サバを使用。
全国のサバの中で最も脂が乗っていると言われ、口の中でとろけるような味わい。
特製たれに漬け込み、ネギやシソなどの薬味を添える。

<写真>PhotoAC「八戸銀サバトロづけ丼」より
【南三陸キラキラ丼】(宮城県)
地元南三陸産の海鮮を贅沢に使い、見た目も味も豪華な“キラキラ”したご当地丼。
“春つげ”“うに”“秋旨”“いくら”と、時期に合わせた旬の食材を使った計4種類がある。

<写真>PhotoAC「南三陸キラキラ丼」より
【なめろう丼】(千葉県)
獲れたてのアジ・サンマ・サバ・イワシ・トビウオなどを三枚におろし、味噌・日本酒とネギ・シソ・ショウガ・ミョウガなどを加えて包丁で細かく叩き、白飯の上に乗せる。
漁船の上でつくる漁師飯。

<写真>PhotoAC「なめろう丼」より
【三浦丼】(神奈川県)
大きな丼に、シラスや刺身、海藻など、三浦半島付近で獲れた新鮮な旬の海の幸を9種類乗せた名物料理。
10種類以上乗せた「スーパー三浦丼」もある。
【小田原とろ金目鯛の三宝丼】(神奈川県)
キンメダイを、湯引き・炙り・煮付けと3つの食べ方で楽しめる丼。
【湘南しらすの小田原三色丼】(神奈川県)
湘南名物のシラスを、生・釜揚げ・沖漬けの3種類の味わいで楽しめる。
【湘南しらすと地魚の宝石丼】(神奈川県)
相模湾で漁獲される湘南シラスと新鮮な地魚にイクラを乗せた贅沢な丼。
【生しらす丼】(神奈川県・静岡県・和歌山県)
新鮮な生シラスをご飯に乗せる。
生シラスは鮮度が落ちるのが早く、水揚げ当日にしか食べることができない。
神奈川県の相模湾や静岡県の駿河湾など、シラスの漁獲地での名物料理。

<写真>PhotoAC「生しらす丼」より
【するが丼】(静岡県)
駿河湾で獲れたシラス・桜エビ・マグロの3色に、清水や由比、蒲原で獲れた地魚を加えた丼。

<写真>PhotoAC「今だけですから」より
【清水マグロの大トロ丼】(静岡県)
全国有数の漁獲量を誇る清水港で水揚げされたマグロの高級部位である大トロをたっぷり乗せる。脂の乗ったとろけるような口どけとうま味が楽しめる。
【白エビ丼】(富山県)
世界で唯一の白エビの漁場として知られる富山県のご当地丼。
丁寧に手むきした白エビの刺身を、白飯の上に乗せる。
身は甘く、舌の上でとろけるような食感が味わえる。

<写真>PhotoAC「富山名物 白エビ丼」より
【能登丼】(石川県)
石川県奥能登地区のご当地丼。
奥能登産の米や水を使用し、地場で獲れた旬の魚介類などをメイン食材に使う、などの定義がある。
【香箱カニ丼】(石川県)
【越前セイコガニ丼】(福井県)
ズワイガニのメスは地域によって名称が異なり、石川県では「香箱カニ丼」、福井県では「セイコガニ」などと呼ばれる。漁が許されている期間が1カ月程度と短く、希少な人気食材。
その身や外子・内子を存分に味わえるご当地丼。
【ブリ丼】(石川県)
冬の能登の代名詞・ブリと、香箱ガニを乗せたご当地丼。
【しらす丼】(和歌山県)
紀伊水道ではシラスが豊富に水揚げされる。
県内での水揚げ量1位の有田郡湯浅町では昔ながらの地引網でシラス漁を行い、水揚げした後すぐ近くの工場にて大釜で塩ゆでする。
これを白飯の上に乗せて食べる、港町ならではの名物。
【カニトロ丼】(鳥取県)
熟成されたカニ身をたっぷり使い、長芋とオリジナルのたれを加え、トロのようなうま味が味わえる丼。
【室戸キンメ丼】(高知県)
室戸市のご当地丼。
刺身だけを乗せたもの、軽くあぶったキンメを乗せたもの、照り焼きを乗せたもの、その3種を全て乗せたもの、など店によって多様。
【土佐かつお丼】(高知県)
高知名物のカツオの藁焼きたたきと、ジューシーなカツ、カツオのそぼろを乗せた丼。
【土佐漁師の三色丼】(高知県)
伝統的な藁焼きでたたきにしたカツオとマグロ、サーモンを乗せた三色丼。
ヤマイモ、ネギ、大葉などを添える。
【ひゅうが丼】(大分県津久見市)
マグロの赤身を、醤油・砂糖・酒・ゴマ・卵黄などが入った特製のたれにつけ、ご飯の上に乗せる。
マグロ遠洋漁業の基地である保戸島の漁師が、漁の合間に手早く食べられるようにと編み出した漁師飯。

<写真>PhotoAC「津久見名物ひゅうが丼」より
【りゅうきゅう丼】(大分県)
ブリやアジ、サバなどその時期に獲れる旬の魚を、醤油・酒・みりん・ゴマ・ショウガでつくるたれと和えて、白飯に乗せる。
お茶漬けにして食べると味の違いを楽しめる。

<写真>PhotoAC「りゅうきゅう丼」より
【海の桜勘漬け丼】(鹿児島県)
垂水のブランドカンパチ“海の桜勘”を、黒酢などを使ったたれに3日間じっくりと漬け込み、白飯に乗せる。
身が柔らかく、脂の旨みがとろりと広がる上品な味わい。
【背白ちりめん三昧丼】(鹿児島県)
志布志湾で水揚げされる、背中が白く苦味の少ない「背白ちりめん」を、釜揚げ・かき揚げ・きんぴらと3種類の味わい方で楽しめる丼。
【海ぶどうの海鮮丼】(沖縄県)
プチプチとした食感と海の香りが人気の沖縄ならではの食材「海ぶどう」を使った海鮮丼。

<写真>PhotoAC「海ぶどうの海鮮丼」より
<参考サイト>
・美味しい一杯を求めて!わざわざ食べに行きたいご当地丼10選
・ご当地丼もの
・郷土料理ものがたり
・「全国ご当地どんぶり選手権」で2年連続グランプリを受賞した「八戸銀サバトロづけ丼」
・南三陸キラキラ丼
・神奈川県 生しらす丼
・静岡県 生しらす丼
・神奈川のおいしい郷土料理の厳選30選!特徴や味付けのポイントも紹介
・能登丼とは
・和歌山県 しらす丼
・香箱蟹?セイコガニ?ズワイガニの雌の様々な名称や味の特徴
・大人気「越前セイコガニ丼」を提供しているお食事処一覧(2024年シーズン)
・大分県 ひゅうが丼
・大分県 りゅうきゅう丼
海鮮丼には欠かせない、美味しい本マグロはいかがですか。

<高浜商店の商品紹介>
贅沢三種盛り!マグロ味比べセット
その他、魚介が魅力を高める料理あれこれ
お料理に魚介を取り入れると、彩りや旨みがアップするなどいいことだらけ!
ちらし寿司のようなハレの日の行事食だけやなく、日常のメニューにもどんどん使っていきたいですね。
魚介がその料理の魅力をさらに高めてくれる、そんなメニューをいくつかピックアップしてみました!
【カレー】
カレーの風味を引きたてる淡白な魚介が合う。
タイ、タラなどの白身、イワシ、サバ、アジなどの青魚を、塩焼きやフライでカレーに乗せると相性抜群。
また、エビやホタテの旨みをルーに活かしたカレーも絶品。

※写真はカナリアカリーさんのカレー
【パスタ】
魚介を使ったパスタの代表的なものが「ペスカトーレ」。
イタリア語で「漁師風」という意味。
アサリやホタテ、ムール貝、イカ、エビ、カニなどを使い、トマトソースで仕上げる。
アサリを使った「ボンゴレ」も有名。
白ワインベースの「ボンゴレビアンコ」、トマトソースの「ボンゴレビアンコ」がある。
日本発祥の「たらこスパゲティ」も定番メニュー。
他にも、シラスやサクラエビ、ホタルイカといった季節の旬の魚介を取り入れたパスタなど多彩。

<写真>PhotoAC「ペスカトーレのテーブルフォト」より
【天ぷら・串カツ】
エビ、イカ、タコ、キス、ワカサギ、ホタテ、アナゴなどが代表的。
また、ちくわやカニカマなど水産加工品の天ぷらも美味。かき揚げには、小エビやシラスなども使われる。
【バーベキュー】
牡蛎やホタテ、サザエ、エビ、ハマグリ、カニなど、豪快に殻付きで焼くと、旨みが逃げず美味。
イカ焼きや、タコのアヒージョ、タイやサーモンなどのホイル焼きやアクアパッツアなどもおすすめ。

<写真>PhotoAC「バーベキュー」より
<参考サイト>
・おいしくて簡単ヘルシー、いま、注目の魚介カレー
・ペスカトーレって何?アラビアータとの違いやレシピもご紹介
・海鮮バーベキューのおすすめ食材10選|食中毒にならないための注意点もチェック
いろいろな海鮮料理にピッタリな使いやすいサイズの貝柱です。

<高浜商店の商品紹介>
北海道産 【刺身用】ホタテ貝柱 1㎏(2Sサイズ)
<高浜商店の魚を食べるならこのお店>
大阪市福島区 「カナリアカリー」さん

高浜商店御用達の、「カナリアカリー」さんは、季節の魚介を使ったカレーを出してくれるんやけど、そこに高浜商店で仕入れる魚介をつこてくれてます。
ここのカレーはスパイスへのこだわりはもちろんですが、季節の魚介系を活かした出汁を使ったカレーが特徴で、ほんまに美味しいです。
ほぼ毎週行ってますし(笑)。
先日も行って食べたのが「イカカレー」(写真)でした。
具材には高浜商店からのムール貝、スルメイカ、モンゴイカを使ってくれてますよ〜。
美味しかったで〜!!

※写真は以前に撮影したものです。現在のメニュー内容、価格とは異なりますのであらかじめご了承ください。
2/15から、牡蠣カレーが登場です!!
たくさん仕入れてくれてますので、ぜひ食べに来てください!
牡蠣は高浜商店が厳選して仕入れたもんやから、ぜったいぜったい美味しいで〜
市場やお店の近くにお越しの際は、ぜひぜひ食べに行ってみてな〜
高浜商店の魚がお店の商売繁盛に繋がりますように!
「カナリアカリー」
(営業時間:11:30~15:00 金曜日のみ夜営業あり18:30〜21:00 定休日:月曜日)
大阪府大阪市福島区玉川2丁目9-16
電話:080-4011-5565 電話でテイクアウトの注文できます
大阪メトロ千日前線 玉川駅から徒歩約8分
JR環状線 野田駅から徒歩約8分
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